海洋散骨は新しくはじまった葬送です。現状、決まったセレモニースタイルはありません。需要が高まっているからこそ、今後、お客様からの様々な要望により新しいスタイルが生まれてくることが考えられます。
お客様のご要望に沿った散骨スタイルを作り上げていくことが、海洋散骨ディレクターであり、大切な役割のひとつでもあります。
試験の出題は「海洋散骨ディレクターテキスト」からの出題となります。
「海洋散骨ディレクターテキスト」は海の知識、葬送の知識、お客様と接する為の知識だけではありません。全国海洋散骨船協会は海洋散骨におけるさまざまな実験をおこなっており、問題視される六価クロムの無害化実験や実際に海上で行われた、陸地から散骨船までの視認性の確認、散骨後に鳴らす汽笛がどこまで届くのかと言った、さまざまな実験データも詳しく説明。
このテキストは海洋散骨を行う上で必要な知識と、海洋散骨を葬送の文化として未来に残すための集大成です。